2019年6月13日、認定NPO法人アニマルライツセンター(東京)は、乳牛が長期間歩くことも許されず短い鎖やロープにつながれたまま、ミルクを搾り取られている問題を解決するため、【牛乳を考え直そう Rethink-Milk.com】キャンペーンを開始しました。
このキャンペーンでは、日本の乳牛たちの現状、及びつなぎ飼いがもたらす乳牛への苦しみや影響を明らかにし、また、乳業メーカーへのアンケート結果を公開することで市民の意識を向上させ、つなぎ飼いからつながない飼育(放牧、フリーバーン、フリーストール)への転換を促します。
スーパーマーケットにはつなぎ飼いで苦しむ動物からの牛乳ばかりが並び、消費者が選択できる状況にすら、まだありません。しかし海外には一定期間以上放牧しなくてはならないという法律を持つ国も複数あるのです。また日本のように73%の酪農場がつなぎ飼いを選択しているという状況は珍しく、日本の酪農業界全体が遅れていると捉えられかねない状況です。